春風 人より出でし サトリ鬼
視えぬ舌禍に 臓を焦がして


意訳:春の風のような狂気に煽られ、人間から作られた私という怪物は、 聞くべきではなかった悪口を聞いてしまい、そのことで彼らを災いに落としめてしまいます。  罪が憎悪を焦がし、矛盾する心が私の臓腑と肉体を壊していくのです。